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第7回避難方法検証委員会,の配 付 資 料 一 覧 [東電核災害の検証]

187419-資料№.2 屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見、-002=縮.jpg新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員会の第7回が2019令和元年9月3日にあった。
議事と論議の資料は

(1)事故情報等の伝達体制及び放射線モニタリングに係るこれまでの議論の整理について で、資料№1。
(2)屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見について で、資料№2。
(3)要配慮者の防護措置について で、資料№3、№4-1、4-2、№5、№6-1、6-2


の配付資料 は、一括し191頁、13.91MBのPDFで公開されている。


資料№.1 事故情報等の伝達体制及び放射線モニタリングにおける論点整理(委員長案)
 4-8頁 1.事故情報等の伝達体制における論点整理
 9-12頁2.放射線モニタリングにおける論点整理、
 12頁 3.所感

資料№.2 屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見
 13-16頁

資料№.3 新潟県原子力災害広域避難計画抜粋
17-24頁

資料№.4-1 医療機関及び社会福祉施設等における「原子力災害避難計画」策定の手引き
25-90頁

資料№.4-2 県立病院の避難計画
91-108-109県立精神医療センターー133頁

資料№.5 原子力災害に係る学校の危機管理マニュアル作成の手引き
134-152 153放射線副読本ー157 158-163 引き渡しカードなど

資料№.6-1 原子力災害に備えた柏崎市広域避難計画抜粋
164-168頁 

資料№.6-2 柏崎市要配慮者避難支援全体計画
169-172
参考資料1 山形県沖地震時における通報連絡用紙の誤記に関する資料
173-174頁

参考資料2 原子力災害時における情報提供の在り方について
~複合災害も想定した避難・屋内退避の実効性向上に向けて~
175-191頁


資料№.2のメモ入り画像

187419-資料№.2 屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見、-001=縮.jpg
187419-資料№.2 屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見、-002=縮.jpg
187419-資料№.2 屋内退避に係る第6回避難委員会での委員意見、-003=縮.jpg



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文芸春秋9月号の木村俊雄氏論文について=⑬『全閉』を示す緑色表示ランプが点灯 [東電核災害の検証]

新潟県の技術委員会で木村氏の主張が取り上げらた。新潟県の技術委員会では、福島事故検証課題別ディスカッションの【地震動による重要機器の影響】で、1号機非常用復水器(IC)の小破口LOCAの可能性を論じている。田中三彦委員から問題提起された。


「17°50’IC組撤収」から約20分後、津波来襲から約2時間20分後の午後18時ごろに「当直は、中央制御室において、制御盤上、IC(A 系)の供給配管隔離弁(MO-2A)、戻り配管隔離弁(MO-3A)の『全閉』を示す緑色表示ランプが点灯していることに気付き、同制御盤前に集まった。当直は、海水に浸っていたバッテリーの一部が乾いて表示ランプが点灯した可能性があると考えた。」(政府事故調)
 午後18時18分、中央制御室で運転員はICの2A、3Aを開操作、中央制御室の非常扉を開けて外に出てIC排気口「豚の鼻」の方向を見た。建屋に視界を遮られて「豚の鼻」そのものは見えなかったが、その方向から、少量の蒸気が発生しているのを確認した。しかし、ほどなくしてもう一度見たときには、蒸気の発生を確認できなくなった。運転員は「ICはほとんど機能していない」と考えた。ところで、2A・入口蒸気隔離弁は開操作で開いたから、蒸気ベントライA系の割れ目からの吹き出しが再開している。停止は約30分間?
午後18時25分、運転員は「3A」・戻り復水隔離弁を閉めて、非常用復水器タンクへの流れを止め、ICを停止させた。2Aは閉じられていないから、蒸気ベントライA系の割れ目からの吹き出しは継続、持続している。開いてA系IC稼働は7分間ほどだ。それで、原子炉炉圧は、どれ位に下がったのだろう。


3A・戻り復水隔離弁は、15時34分に運転員が閉めているから、18時ごろに「全閉」を示す緑色表示ランプが点灯しても、正常だ。どのように2A・入口蒸気隔離弁が閉じたのだろうか。運転員は、「非常用復水器の配管破断」信号が発信され、その結果として「非常用復水器のすべての隔離弁が閉動作した」と考えたそうだ。(東電事故調最終報告126頁)
 配管に微弱な直流電流を流し、それが切れたりすると「配管破断」信号が発信される仕組みだ。「海水に浸っていたバッテリーの一部が乾いて」直流電流が復活すると、直ぐに大きく成長した蒸気ベントライの割れ目が検知され「配管破断」信号が発信されたのだろう。ICの2と3弁は直流電源で作動するから、2Aと2Bが閉動作したのだろう。(3Aと3Bは、15時34分には閉鎖している。)
  
もう一つはっきりしているのは、蒸気ベントライの割れ目の他に、新たな炉水蒸気・水素ガス・気体性放射能が炉心・原子炉圧力容器から漏れる・噴出口が15時37分ころに出来たことだ。炉圧が上昇してるが、主蒸気逃がし安全弁(SRV:Safety Relief Valve)が作動していない。


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