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原発 避難計画の検証 上岡直見/著 [防災ー発災直後、ヨウ素剤、短期避難・退避]

原発 避難計画の検証   このままでは、住民の安全は保障できない
上岡直見(かみおか・なおみ)./著 
合同出版--2014.1  出版  ISBN:4-7726-1177-0 
 日本の原子力政策で抜け落ちていることに、使用済み核燃料と、住民の避難の問題がある。本書には、原発事故が起きた時、迅速な避難が不可能であることが、明確に示されている。
新潟県立図書館 柏崎市図書館 刈羽村図書館 収蔵本
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1953年東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。環境経済研究所代表。
技術士(化学部門)。法政大学非常勤講師(環境政策)。著書に「日本を壊す国土強靱化」など。
福島原発事故後の避難の実態をふまえ、
交通工学的な観点から全原発を検証
その結果、住民の被ばくを避ける現実的な時間内で
避難することは、全原発で不可能だとわかった!
●こんな状況で再稼働などできない!
◉事故の進展や地形・気象条件などに応じて、住民の被曝を最小限にするための最適な行動を指示するマニュアルができていない。
◉原発から30キロ圏内のうち6割超の市町村が、避難計画や具体的な避難先を固めていない。
避難対象人数や面積が大きすぎて対応しきれないためである。
◉そもそも、原子力発電所の災害時に、住民が被爆せずにすばやく避難できる「避難計画」など、できていなかった。
◉こんな状況で、2013年6月、原子力規制委員会は新たな規制基準を発表。各電力会社は続々と再稼動を申請した。


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