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PAZ避難と問題点 高桑儀実 ―第59回の学習交流会資料-弐の① [新潟女性の会]

2019令和1年11月10日に女性の会の第59回学習交流会があった。

配られた資料から高桑儀実 (たかくわ・よしみ)氏のものを挙げる。 現在 刈羽村村議


 PAZ避難と問題点 高桑儀実 
●刈羽村民に提示された刈羽村防災ガイドブック(原子力対策)
●IAEAにおけるPAZの設定範囲及びその根拠

●刈羽村におけるPAZ集落の発電所からの距離、世帯数、人口、要支援者、乳幼児、集合場所

●東京電力の事故対応能力と、放射性物資質放出の前に避難の可能性


はじめに
※私の住む刈羽村は。即時避難区域:PAZ(precautionary action zone)予防的防護措置を準備する区域です。
  発電所を中心とする半径おおむね5km圏で、放射性物質放出前に避難を終えている地域です。


※刈羽村は、安定ヨウ素剤の配布と防災ガイドブックを全戸配布するのみで住民に対して具体的事項の説明の訓練もありません、又東京電カホールデング㈱は防災訓練での評価でC判定(最低)を受け、改善報告書を提出し改善後に火事を起こし、その発生場所の特定できず市の消防から発見してもうなど発電所の管理能力もなく、今年6月の新潟山形沖地震に際しても周辺自治体に誤報を行うなど多くの問題があます。


※本当に放出前に避難できるのか検証したいと思います。


「地域と区域の大きさ」(IAEA)
●施設で想定される重度な緊急事態のほぼすべてに於いて、早期死亡のしきい値を超える線量を回避するため、放出前又は直後に緊急防護措置が取られる範囲。


●施設で想定される緊急事態の大半において、緊急防護措置の一般介入レベル(GIL:屋内退避10mSv、避難50mSv)を超える線量を防ぐため、放出前又は放出直後に緊急防護措置が取られる範囲。


チェルノブイリ事故ではこれらの距離で数時間以内に早期死亡に至る線量率が測定されていた。


PAZの最大半径は、次の理由により5kmと仮定する。
・最悪な緊急事態を除いて早期死亡か仮定される限界である。
・施設内における線量に比べて1桁程度の線量低減がある。
・この半径を超えた場所では緊急防護活動か正当化されそうにない。
・放出前又は放出後短時間で屋内退避や直ちに行える限界の距離と考えられる。
・これよりも大きな半径ではサイト近傍の人々への緊急防護活動の有効性が逓減すると考えれれる。


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続く

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