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核汚染の地球--六本足の子牛=カザフスタン共和国--ムスタファの村=イラク共和国-- [日々の雑感]

 六本足の子牛=カザフスタン共和国
 セミー六本足の子牛bL.jpgシリーズ核汚染の地球 シリーズ番号 3

 森住 卓 /文・写真 

ページ数 31p/大きさ 21×22cm

見渡す限りの草原、のんびりと草を食べる牛や馬、客人を温かくもてなす遊牧民。そこではかつて、400回以上の核実験が行われていたカザフスタン共和国セミパラチンスク。実験が終わって20年がたつ今も人々は放射能汚染の不安に脅かされている。「六本足の子牛が生まれた」と聞き、著者はボデネ村を目指す――。今も放射能汚染の不安に脅かされるカザフスタンの現実を、写真とともに紹介する。


セミームスタファの村oL.jpgムスタファの村=イラク共和国

シリーズ核汚染の地球 シリーズ番号 2
 森住 卓 /文・写真 
ページ数 31p/大きさ 21×22cm


2002年9月、イラクで出会った少年ムスタファは、白血病に侵されていた-。湾岸戦争後、イラクではガンや白血病の子どもがふえつづけていた。エデンの園があったという砂漠の村にも、大量の劣化ウラン弾が使用されたのだ。そして、2003年のイラク戦争――。穏やかな暮らしを望む人々を苦しめる戦争と核の脅威を写真と文で伝える。


セミー楽園に降った死の灰xL.jpg


楽園に降った死の灰=マーシャル諸島共和国

シリーズ核汚染の地球 シリーズ番号 1
 森住 卓 /文・写真 
ページ数 31p/大きさ 21×22cm
1954年、アメリカがビキニ環礁でおこなった水爆実験「ブラボー」。放射能を含んだ細かい砂や埃「死の灰」を浴び、半世紀以上経った今も苦しみ続けるマーシャル諸島。優しいさざ波の音、満天の星々。魚を釣り、パーティーを楽しむ人々。喧噪と排気ガスが充満する都会の暮らしで見失ったものがここにある。楽園そのもののメジット島。だが、1954年、核実験場となったビキニ環礁から遠く離れたこの島にも、死の灰は降った。半世紀以上が過ぎても放射能という悪魔の活動は終わらない――。
いずれも
出版者 新日本出版社
出版年 2009.3
新潟市図書館収蔵 中央・ホンポート館 1階児童知識 16番書架 NDC分類(9版) 369.36


著者等紹介
森住卓[モリズミ タカシ]

フォトジャーナリスト。1951年神奈川県に生まれる。日本写真家協会(JPS)、日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。1988年、共著『ドキュメント三宅島』(大月書店)で日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。94年、世界の核実験場の被曝者を取材開始。96年、セミパラチンスクの写真で公募展「視点賞」受賞。99年、『セミパラチンスク草原の民・核汚染の50年』(高文研)で週刊現代「ドキュメント写真大賞」、第5回平和協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、日本ジャーナリスト会議特別賞(2000年)を受賞。2000年、「民族の嘆き―コソボ1999」で「視点」奨励賞。07年、「20年目のチェルノブイリ」で「視点」奨励賞(

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