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入構 2014年5月19日、東京電力の柏崎刈羽原発の敷地内見学記① [柏崎刈羽原発、施設設備]

2014年5月19日、東京電力の柏崎刈羽原発の敷地内見学(エントロピー学会)と元刈羽村村議・武本さんから断層問題を説明を受ける。
敷地内見学では、見学バスに乗車時点から撮影禁止が条件なので画像はありません。動画は、東京電力の[映像で巡る]柏崎刈羽原子力発電所サイトツアー でどうぞ。書いている内容は、見学後の武本さんによる説明などが混じっています。

12時、柏崎駅。見事にシャッター商店街。同行のIさんによれば、郊外の大型店にお客を取られている。新潟県で駅前が繁華街なのは新潟市と長岡市。あとはこのような有様だとか。一昨日、佐藤栄佐久・前福島県知事は大型店の出店の規制条例を私の時代で作ったと仰っていたが、その効果のほどは?

1時駅前出発。2車線道路、周囲の住宅街から避難できるのか?

1時15分頃 東電サービスホール着。閑散としている。早速に身元のチェックを受ける。案内役の広報課長さんのレクチャー後、バスに乗車。

入口①
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入構の車で詰まっている。一日約4000人ほど、中越沖地震前は約1万人だったそうだ。民間の警備会社がチェックしている。耳がつぶれていて柔道やレスリングの経験者だろうが、丸腰。Iさんが、この警備会社の社員にテロリストなどが潜入していたら、素通りできるのではないかと後で問い質した。答えは「 」。新潟県警が常駐しているそうだ。有刺鉄線の柵と監視カメラ。

米国原子力規制委員会・NRCには直属のテロリスト役部隊がいて最低3年に1回、原発で行う「フォース・オン・フォース」という訓練を行うそうだ。「フォースオンフォース訓練(武力対抗訓練)は3年に1回、3夜かけて行い、訓練においては、守るべきターゲットまで到達されてしまえばその時点で訓練はそこで失敗になり、また失敗したときにはそれが広く露見してしまい、原子力に対する信頼低下につながりかねない。各種情報については、必要なメンバーの間で交換するが、難しいのは公衆に対してどのような形で情報を提供できるかである。」http://www.jaea.go.jp/04/np/activity/2011-12-08/report.html

「いずれにしても、航空機の突入等のテロ行為に対しては、何よりもまず、そのような事態に至らないよう、警備体制の強化はもちろん、あらゆる外交的努力、政治的努力が傾注されることが重要であると認識しています。」(原子力安全委員会、2001年 http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/toi/010701-010930.htm

これは10年以上前の見解だが、集団的自衛権など外交的、政治的にテロリズムを呼び込むようになっているから、出入りする作業員・住民・国民を監視する社会になっていく。「 ロベルト・ユンクの原子力帝国を読んでください。」と佐藤栄佐久・前福島県知事は最後に言っていた。(この本は虹屋密林店にあります。)
 
② 可搬型設備等保管場所 に続く 
 
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