SSブログ

宮城県の村井知事は、風評被害を招く知事 [放射能検査と摘発、食品、水]

放射性物質は少なければ少ないほど危険性はなくなりませんが小さくなるのですから、少ないものを選好するのは当然の消費者の行動です。
村井・宮城県知事は「詳細な(牛肉のセシウム汚染の)数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だ・・その証明書がついていれば500ベクレル・Bq以下で、どれだけ食べても全く問題がないということであります。」(22日の記者会見
これでは10Bqも499Bqも区別できません。宮城県産牛肉全体への忌避「風評被害」を招くもです。




お米、
9月1日に角田市や大河原町など県南部でとれたコメについて、8月下旬から始めた放射性物質の予備調査結果を初めて公表した。

丸森町小斎の農業大内喜一郎さん(59)は「予備調査で検出されず、よかった。少しでも検出されると販売に影響が出る。10日ごろに刈り取りをするつもりだが、本調査でも検出されないでほしい」と願っていた。
コメの作付面積が県内最大の登米市のJAみやぎ登米の榊原勇組合長は「県南で不検出ならば、少なくとも私どもの稲も大丈夫だろう」と安堵(あんど)の表情を浮かべる。「県南であろうと県北であろうと、消費者は同じ宮城米と見るので、どの場所でも(値が)出ないことを願うばかり」と話していた。


*「不検出」とは、放射性物質が存在しない、又は定量下限値(20ベクレル/kg)未満であることを示す。

他自治体では、放射性セシウムを134と137の2核種で発表している。
分析機関の(財)日本食品分析センターのHPでも2核種を別々に計測とある。
ところが、宮城県の公式発表では、2核種を別々にせず、一括して放射性セシウムとしている。
検査データを、県当局が加工・編集している。それは村井知事の「数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だ」との意図に沿ったものだろう。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

Facebook コメント

トラックバック 0