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3.11前の原子力防災体制論ー高田純氏を引き合いに 壱 [核のガバナンス]

初段の「原子力への期待と不安」
【日本では,「絶対の安全を求める」反対派と「絶対の安全を主張する」推進派により,国民不在の不正常な形で原子力開発が続いてきた】とある。求めるのは主観的行為だから、絶対を求めることは有るし許される。推進する側に「絶対」の安全を主張する技術者や学者、科学者が居るのだろうか。技術は、適用される対象が決まっていて、100%の範囲に、どんな時・どんな場所でも使える、適用できる技術はない。それを前提にしない技術者はいないだろう。今現在の知識、知見が普遍妥当性があるとする科学者もいないだろう。だから「絶対の安全を主張する推進派」は誰だろうか。そして【こうした状態が作りだした,いわゆる「日本の原子力の安全神話」】は、100%嘘の思い込み、虚妄なのだ。だから【原子力防災体制が,日本では実質的に欠如】しているのも当然だろう。高田純氏【筆者が考える原子力防災体制づくりについての提言】に期待してみよう。
高田純・科学・200306-644.jpg

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