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日本全国の送電網を仕切る謎の組織《電力広域的運営推進機関・OCCTO》 [電気料金制度・稼働率]

日本の送電網を仕切る謎の組織《電力広域的運営推進機関・OCCTO
日本の電力需要は、毎年減少している。ということは、送電線を流れる電力も全体としては減少している。過去の1割以上電力需要給の大きかった時代、高度成長期から現在に至るまで大停電もなく需要が賄われてきた。それを、幹線送電線は、少なくと一割以上大きい電力需要給の送電需要を賄うキャパシティ・容量を持っている。にも拘わらず、再エネ発電には送電容量が足りないと云われる。

電力広域的運営推進機関のロゴso2018.jpg発電方法などに因る暗黙の優先順位があり、その優先順に「発電キャパシテイ」で送電キャパシテイを埋めるようにしている。先ず、原発や火力などに割り振られ、残りの送電キャパシテイが後から立地する太陽光や風力などの再エネなどに割り振られるから、後ら立地する再エネ発電が不利になると考えられる。その割り振りを仕切っているのが、日本の送電網を仕切る謎の組織《電力広域的運営推進機関・OCCTO》。 https://www.occto.or.jp/index.html

経産省の外郭団体で1118者の会員で構成される。名簿

広域系統整備委員会など各種委員会が置かれ、総会で決まる事になっている。

電力広域的運営推進機関の組織図so2018.jpg

守備範囲に、需給計画、予備力がある。つまり、その発電所が、何時から何時までの発電した電力の全て売れるのか。何時から何時まで、10秒程度の時間で急速に出力を増減できる瞬動予備力・spinning reserveになるのか。立上げに10分程度の運転予備力・hot reserve になるか。などが、実質、事務局、事務局を構成する【計画部】や【運用部】、【広域運用センター】が牛耳って決めるようである。
そこで冒頭で述べたような疑いが持たれるが,
それが謎の組織だ。

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