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LSS寿命調査の群・コホート区分と総被曝線量 めも原爆被曝者手帳㊹-Ⓔ [原爆被爆者援護法]

広島では初期放射線による被ばく線量を爆心からに距離に応じて概略的に、1.5kmで500mGy、2.0kmで70mGy、2.5kmで10mGy、3.5kmで 0.3mGyとされている。

爆心距離と線量15e_05b.jpg

長雨地域

1時間以上の長雨で2.0kBq/m²の沈着があり、それによる被曝量40mGyの降雨地域は、爆心から北西方向に拡がっている。1.5kmで500mGyでLSS寿命調査のDS02に基づき建物の遮蔽効果、人体そのものでの減衰効果などを考慮したピカッの初期放射線の被曝線量の評価では200-500mGyの黄○評価、だから総被曝線量は>540mGy。初期放射線による被曝の比率は>92.6%。
2.0km付近は70mGyでLSSは5-100mGyの青○評価だ、総被曝線量は110mGy位、初期放射線による被曝の比率は>63.6%。
3㎞地帯は山地。山地を越えると、5mGy以下の紫○評価の人らが居る。総被曝線量は>45mGy、初期放射線による被曝の比率は>11.1%。
この1時間以上の長雨地域で爆心から2㎞以上離れた地点で原爆空襲をされた人らは、LSSのように初期放射線による被曝が小さい無視できるから被曝は無いものとして扱うべきではないだろう。

降雨30分以下の少雨の地域は、広い。LSSの残りの地域はすべて入っている。少雨で0.5kBq/m²の沈着がある降雨地域では黒い雨の被曝線量が7mGy。2.0kmで70mGyでLSSの評価では5-100mGyの青○の評価がついている人らだ。総被曝線量は>77mGyで初期放射線による被曝の比率は>90.9%。
2.5kmで10mGyでLSSの青○の評価で、総被曝線量は>17mGyで初期放射線による被曝の比率は>58.8%。2.95kmでは2.4mGyで>5mGyの紫○評価の人らが居る。総被曝線量が>9.4mGyで比率は>25.5%。
降雨30分以下の少雨で爆心から2.5㎞以上離れた地点で原爆で空襲された人らも、LSSのように黒い雨被曝は無いものとして扱うべきではないだろう。

黒い雨被曝・7~40mGyを加算した総被曝線量でLSS寿命調査のコホート・群を分けるべき

纏めると、LSSは”爆発時市内”にいた人々を「爆心地から、0-1999m、2000-2499m、2500-9999mの」コホート・群と爆心地距離に分けているが(LSS第2報)、黒い雨被曝・7~40mGyを加算した総被曝線量でコホート・群を分けるべきである。特に爆心から2.0km以上離れた離れた地点で原爆で空襲されたLSS対象の人らは、黒い雨被曝・7~40mGyを加算した被曝線量で扱われるべきである。1.5-2.0kmの地点での原爆空襲を受けたLSS対象の人らのうち、1時間以上の長雨地域の人達は、黒い雨被曝・40mGyを加算した被曝線量で扱われるべきである。

また、乾性沈着も考慮すべきである。

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Austjeshy

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by Austjeshy (2019-07-16 17:42) 

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