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憲法違反のフクシア差別の案である 「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(案)」に対するパブコメ [防災ー中長期的避難、移住]

9月11日提出分

憲法違反のフクシア差別の案である

私は柏崎刈羽原発から約60km地点に居住しています。柏崎刈羽原発が核災害・nuclear disaster を起こせば、福島の人々の立場になります。

その視点で、今回の案を見ると一番異様な点は、支援の対象地域を東電核災害で放出された放射能で年間に1mSv(ミリシーべト)以上の被曝を強いられている地域ではないことです。今時点で、大学、病院や検査機関など不手際、管理ミスで放射能が私の身近に来て、年間に1mSv(ミリシーべト)以上の被曝になる事態になれば、国はその放射能能を取り除くなど防護措置をとります。私にはそれを求めることが出来ます。それによる健康への影響チェックや仕事や生活への補償を求めます。1mSv/年以上が長期化するなら避難や移住という防護措置を国は実施する義務があるし、私たち国民にはそれを求める権利があります。支援策は、この防護措置の一部です。

 この案では、原発の核災害になると、柏崎刈羽原発の核災害に因って年間に1mSv(ミリシーべト)以上の被曝を強いられる状況になると、そうした国の防護義務や国民の防護請求権が消失しています。支援策は、被曝防護措置の一部です。しかし選定基準が不明なまま、いわば国が恣意的に定めた「支援対象地域」「準支援対象地域」という枠組みの中で国は防護義務の一部しか果さないし、国民が万全の防護措置請求権もありません。

これは、核災害被災地域の人々を国が恣意的に差別する、被災地域以外の国民とで国が採る防護措置を恣意的に変えるという差別です。明らかに憲法に反します。

東電核災害の被災地域の人々の意見を聞き、法の下の平等を踏まえた案に作り変えて下さい。

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