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電源防衛戦争=電力をめぐる戦後史ー2019 [電気料金制度・稼働率]

電源防衛戦争―電力をめぐる戦後史
電源防衛戦争―電力をめぐる戦後史925-sub1.jpg田中 聡【著】
価格 ¥1,980(本体¥1,800)
出版社: 亜紀書房 (2019/9/28)

ISBN-13: 978-4750516172
発売日: 2019/9/28
梱包サイズ: 18.8 x 13 x 2.8 cm
サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 19cm
商品コード 978-4750516172
NDC分類 540.921


内容説明
電気をつくる、電気を売る―そこには必ず紛争と抗争が勃発する。自ら作った発電所を戦前の国策会社に吸収され、戦後取り戻そうと戦い続けた加藤金次郎。官僚による電力の統制に抵抗し続けた「電力の鬼」松永安左ェ門。発電所の労働組合と共産党の弱体化のために撹乱工作した右翼活動家・田中清玄。原子力発電を特急で日本に導入しようとした正力松太郎と中曽根康弘。戦後の電気業界再編を、強烈な個性を発揮する人物を軸に描くノンフィクションにして、55年体制ができるまでの戦後社会史。


目次
序 敗戦の夜
1 日発総裁、殺人未遂で訴えられる
2 スキャンダラスな風景―電力事業再編成の攻防
3 受難に立つ加藤金次郎
4 電力飢饉と電源開発
5 次男坊と原子力
6 停電と機関銃―電源防衛戦PART1
7 電源防衛隊、二つの活動―電源防衛戦PART2
8 民主と修養―電源防衛戦PART3
9 原子力特急・正力松太郎
10 最終戦争の時代と原子力


著者等紹介
田中聡[タナカ サトシ]
1962年富山県生まれ。富山大学人文学部卒業。同大学文学専攻科修了。膨大な資料をもとに、歴史に埋もれた事柄をあぶり出すノンフィクションを数多く著している。また近代化にともなう日本人の身体の変容についての著作もある。 著書に『ハラノムシ、笑う』(筑摩文庫)、『元祖探訪 東京ことはじめ』(祥伝社黄金文庫)、『江戸の妖怪事件簿』(集英社新書)、『陰謀論の正体! 』(幻冬舎新書)、『身体から革命を起こす』(甲野善紀との共著、新潮文庫)、『技ありの身体になる』(中島章夫との共著、バジリコ)、『美しき天然』(バジリコ)など多数がある。

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