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ベント時の減圧沸騰の影響 [AM-ベント、排熱]

原子力安全解析所の研究から

発災から約18~25時間後であり、その間の崩壊熱を蓄えた圧力抑制プール(サプレッション・チェンバ)は最高使用温度104℃を超えていると考えられる。減圧沸騰が起き水蒸気が生じる。

平成9年度に㈲原子力発電技術機構 原子力安全解析所が行った耐圧強化ベントに関する研究を参照すると、圧力抑制プールの温度が約350K(約77℃)では、エントレインメントの割合は0.0、温度が約373K(100℃)を超えるころからエントレインメントによる放出が生じ、プール温度が436K(約163℃)で0.12までの範囲でおおむね線形に、水温と正比例で増加する。380K(約107℃)では0.018となる。
 柏崎刈羽原発6号機、7号機の圧力抑制プール水量は約3600トンだから、その0.018つまり約60トンのエントレインメント(微細な水滴)が、生じる。これがベントの配管中に溜まる。

 
㈲原子力発電技術機構 原子力安全解析所
平成9年度
アクシデントマネジメントに係る放射性物質挙動の評価
=耐圧強化ベント=
に関する報告書
H09.3.83
なかなかDLできないので参照の画像
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H9_3_83 -002.jpgH9_3_83 -003.jpg
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Randfug

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