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県に送付意見20190925、避難委員会の検証に関する [防災ー発災直後、ヨウ素剤、短期避難・退避]

フランス原子力安全局(ASN)は、放射能事故が起きた場合に服用するための安定ヨウ素剤を、これまでは各原発の半径10キロ、37万5000世帯に配布したきた。6月に半径20キロに拡大し、220万人に追加配布するそうです。ASNは、「放射性ヨウ素が空気中に漏出した場合、安定ヨウ素剤の服用は甲状腺を保護する最も効果的な方法だ」とし、原発事故が起きた際の対応策と薬局で安定ヨウ素剤を受け取ることができる証明書を同封し、数日内に原発付近の住民に発送されると17日に発表しています。
報道 https://www.afpbb.com/articles/-/3245100  フランス通信社 2019年9月18日 18:48 


柏崎刈羽原発のUPZ内の長岡市などに住む県民は、原則的に屋内退避です。放射性ヨウ素が空気中に漏出した場合、屋内退避で放射性ヨウ素による甲状腺を被ばくから保護することにも、「安定ヨウ素剤の服用は甲状腺を保護する最も効果的な方法だ」と思います。
第6回の避難方法に関する検証委員会に出された山澤委員提供資料「屋内退避に期待する効果とそのための要件」をみると、【通常は屋内濃度は屋外濃度の影響を強く受ける。5頁】とあります。。また【プルーム通過後換気ができれば、屋内退避の効果は大きい。プルーム通過の情報提供が必要。そうでないと、効果なし。10頁】とありますが、プルームが何処を何時通過したかの情報が提供されるかは不確実です。
こうした事やフランス原子力安全局(ASN)の決定を参考して、避難方法に関する検証委員会で、屋内退避における安定ヨウ素剤の服用を論議・検討して下さい。


2019令和1年 9月25日 県にe-メール送付


参照

フランス原子力安全庁(ASN):“Distribution d’iode(ヨウ素剤の配布)”のwebページ http://www.distribution-iode.com/
フランスの19の原子力発電所を中心とする

半径10kmに500コミューン(市町村に相当):住民世帯 約50万戸、団体施設 約2千施設(学校、企業等)

半径10〜20 kmにほぼ1,100のコミューン、約2,200,000人、1,800の団体施設。


フランス原子力安全庁(ASN):“Distribution d’iode(ヨウ素剤の配布)”e.jpg



タグ:ヨウ素剤
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