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2021;0806令和3年度第2回原発の安全管理に関する技術委員会ー核物質防護、不正入域その① [東電核災害の検証・新潟県技術委]

2021令和3年8月6日に、令和3年度第2回新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会開催された。1人欠席で、WEB会議形式で行われた。

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2 報 告で「柏崎刈羽原子力発電所の核物質防護に係る取り組み状況について」があったが、この部分はWEB会議形式の会場向け出力音声が小さくて、私はウトウトしてしまった。録音も小さくて確認できず、配布資料を見た。
資料2「柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の確認事項一覧 下線は前回からの変更点」として
事項№22 核物質防護、不正入域
・核物質防護設備の機能の一部喪失
・発電所建屋内への不正な入域
・ID カードの誤使用
参照
資料No.5 国へ説明を求める事項の※前回委員会 からの変更点
記載
《 22 核物質防護、不正 入域 》
○ 原子力規制委員会 は、「IDカードの不正使用」事案について重要度「白」に分類した 。この事案の深刻度を鑑みると、「白」の分類は甘すぎるのではないか。
○ 「核物質防護設備の機能の一部喪失」事案については重要度「赤」に分類し、原子炉等規制法第43条の3の22第2項に違反したとして、第43条の3の23第2項の規定に基づき是正措置命令を出した。
「IDカードの不正使用」事案と「核物質防護設備の機能の一部喪失」事案を合わせれば、原子炉等規制法第43条の3の20第2項9に規定されている「核物質防護規定を守らなければならないという規定に違反したとき」に適用される「許可の取り消し、又は一年以内の期間を定め て運転の停止」に該当すると考える。なぜ、この規定を適用しなかったのか 。
このように、県が示した資料は、今日8月6日に報告する県事務局と東京電力に委員が説明をもとめたものでない、
委員の誰が質問したか判らない。
それで、判る資料を探した。


県事務局が作った、資料No.4 東京電力へ説明を求める事項の案(8月6日現在)の4~6頁 には、《 22 核物質防護、不正 入域 》にあった。
4ページ  には、浅田委員があった。
・1F事故以降、安全文化醸成活動や品質向上活動について、様々な取り組みをされてきたと思いますが、結果的にID不正使用、核物質防護設備の機能の一部喪失、一部工事の未完了などが発生している。
これらについては今後、検証委員会等で原因究明がなされると思うが、これまでの取り組みで何が不十分であり、今後、どう取り組もうとしているのか、お聞かせ願いたい。(浅田委員)
浅田 義浩(※) MHI NSエンジニアリング株式会社 参与、私は三菱重工(三菱重工業株式会社)で33年間、一貫して品質管理、それから品質保証、それと後半になって安全文化醸成という活動をしてまいりました。
5、6ページ には、岩井委員に質問が記載されていた。
岩井 孝(※) 元日本原子力研究開発機構原子力科学研究部門研究員 2021年6月第1回議事録より「、私は日本原子力研究開発機構で核燃料の研究をずっとしてきました。職場が核燃料の使用施設ということで、核物質防護の対象施設でもありました。ということもあって、その経験から、この間明らかになった柏崎刈羽原子力発電所の核物質防護に関する事案というのは非常に深刻であると考えています。
また、核燃料問題だけではなくて、原子力発電所の安全問題などにも強い関心を持っていろいろと勉強してきました」
続く

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