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IAEA・規制委のプルトニウム監視の封印破損を公表,日本共産党の問い合せで。2920年㋈ [日々の雑感]

日本共産党の藤野保史衆院議員が、日本原燃(原燃)の六ケ所再処理工場(青森県六ケ所村)で2020年8月、プルトニウムなどの監視のために国際原子力機関(IAEA)と原子力規制委員会が設置した封印について、原子力規制庁に問い合わせた。9月3日に封印の破損が見つかっていたと、回答した。

資料6 日本原燃株式会社六ヶ所施設01_05.jpg

日本は、核保有5か国以外で使用済み核燃料からプルトニウムを抽出する「再処理」を操業中の施設をもつ唯一の国である。ドイツは施設はあるが運転終了している。
抽出される・されたプルトニウムは核分裂性を有し、原爆・水爆を製造原料である。監視のために国際原子力機関(IAEA)がある。輸送容器等の移動状況や移動の有無をワイヤーを取り付ける封印、監視カメラ等で監視している。
規制庁によると、8月5日に見つかった破損していた封印は、プルトニウム在庫測定装置(PIMS)のデータ伝送ケーブルなどを収納する箱に、データ改ざん防止のため設置されたもの。3月にも濃縮工場で封印の破損が見つかり、規制庁は口頭で厳重注意したばかりでした。
封印の破損は、2008年以降7回目。その度に再封印している。報告書提出を求め、文書注意や口頭注意を繰り替えしているが、ヌカに釘状態。

また、監視官庁の原子力規制庁は、規制委員会2012年発足以来初めて2020年9月16日に委員会に報告した。会社に再発防止策の徹底を求め、今後、現地調査を行うことを原子力規制委員会は決めた。

原燃に、規制庁にプルトニウムを扱う資格があるのか問われる。

『仮にイランがこんなことやったら、速攻で国連から制裁食らうよ。下手すりゃ戦争仕掛けられる口実になりかねん。』

資料6 日本原燃株式会社六ヶ所施設01_03.jpg

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