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沖縄の原発計画=兵器級(Weapons-grade)をつかう原子力発電所 が計画されていた? [エネルギー基本計画]


沖縄に計画されていた原子力発電所は直径約40メートルの鋼鉄製の球体の中に格納され、解説図では球形と報道されている。ワイオミング州のサンダンス空軍基地の北米航空防衛司令部(NORAD)の第731レーダー隊に電力とに暖房を供給した原子炉PM-1は、下写真にあるように球形であった。

220px-PM1nuclearpowerplant.jpg
核燃料は、ウラン23593%濃縮・核兵器級をつかい、1962年2月に臨界し基地の廃止に伴い68年に廃炉になった。沖縄の原発は「1基につき14・3トンの濃縮ウラン燃料」と報道されているが、これは93%濃縮・核兵器級ではないか。
 グリーンランドの氷面下の「キャンプ・センチュリー」に造られたPM-2Aも、93%ウラン235濃縮・兵器級を使い1960年10月に臨界。基地に豊富に電力、熱エネルギーを供給したが、その熱で氷の床、天井、壁が融け変形するために3年後64年にPM-2Aは分解解体され、米国に返送された。エアバス(Airbus)のA320型機、30機分に相当する量の放射性廃棄物は、地下35メートルに埋められ遺棄されている。
沖縄の原発は「金武キン湾の海水で冷却する設計。敷地内には放射性廃棄物の地下貯蔵庫」設置と報道されているが、排熱は海水で出せるが、放射性廃棄物はアメリア本国へ持ち出したろうか。グリーンランドのように地下貯蔵庫ごと遺棄する心算だったのかな。
 南極のマクマード基地のPM-3Aは、原子炉を地面に埋設タンクに設置した。93%ウラン235濃縮・兵器級を使い、1962年3月に臨界に達した。1972年に原子炉の中心部分にある循環パイプ部分に冷却水がにじみ出ているのが発見され、修理再開には2年の期間と160万ドル(約4億8千万円(当時))が必要とされたので、72年廃止。原子炉は細かく切断され、米国に運んで廃棄。1959年12月に米国も採択した南極条約では「核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止」しているから、漏れ出た放射能汚染水を吸い込んだ南極の土を除去しカリフォルニアのポートヒューニーメ海軍基地に運びアスファルト舗装に組み込みでる。
 50年後の日本で環境庁ら行政府が、東京電力・福島第一原発・核災害事故で発生した汚染土で同様にアスファルト舗装を、日本全土でやろうとしている。
続く
220px-PM3Anuclearpowerplant.JPG
マクマード基地

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