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東電核災害から、核災害時の「避難方法」を検証する県委員会、第11回、③一般の木造1戸建て住宅は、延べ床面積で1300㎡・約393坪! [東電核災害検証・避難県委員会]

福島第一原子力発電所事故から核災害時の「避難方法」を検証する新潟県委員会の第11回が、2020R2年8月11日にあった。 内閣府のナカヤマ・中山?氏が説明者で出席した。私は入室できず、入り口付近で聞いていた。

案内と資料ダウンロード案内 一括の101枚PDF https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/232571.pdf

国は、「床面積を1300㎡、高さ4m、窓は既存の建築物件程度の割合の1階建ての建物」への屋内退避でデータ・資料を示した。その屋内退避による放射線防護効果は、「自然換気の場合には、木造や鉄骨スレート造では約5割程度、鉄筋コンクリート造では7割強、積算被ばく量(外部被ばくと内部被ばくの合計)が低減しています。」という。〔鉄骨スレート造・S造は、柱や梁など骨組に鉄骨を使用した、木造の柱がそのまま鉄になったイメージ。Sはスチールの略。
一戸建ての木造家屋で、延べ床面積で1300㎡・約393坪は、一般の住宅では珍しだろう。農家や漁師では仕事場や納屋の役割の部分があり、旅館には宴会場があるから珍しくないけれどね。
資料No.2-2の「屋内退避―について[暫定版]」では、「建屋の大きさによって床面積が変わると、屋外に浮遊する放射性物質や屋外に沈着した放射性物質からの距離が変化するため外部被ばく線量低減係数も変化します。」「建屋の規模が大きくなると、建屋内の中央付近では屋外に存在する放射性物質との距離が大きくなるため被ばく線量が小さくなる」とある。【参考情報5 建屋規模に応じた外部被ばく線量低減効果】
鉄骨スレート造でのデータでは、1300㎡に比べて100㎡・約30坪は15%大きくなっている。一般の木造1戸建て住宅では、屋内退避により50%低減ではなく、40%低減位??
資 料 No.2-1 -030下図縮.jpg

タグ:第11回
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