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津波想定のつまみ食いby東電①三陸地方の津波歴史 [東電核災害検証、吉田調書]

三陸沿岸には津波来襲回数が多い。1611年(慶長16年)、1616年(元和2年)、1651年(慶安4年)1676年(延宝4年)、1677年(延宝5年)、1687年(貞享4年)、1689年(元禄2年)、1696年(元禄9年)、1716~1735年(享保年間)、1781~1788年(天明年間)、1835年(天保6年)、1856年(安政3年)、1868年(明治元年)、1894年(明治27年)とおびただしい頻度で記録されている。
表  昭和三陸津波   杉戸 克裕=120930_24sinsai1_.jpg
昭和三陸津波   杉戸 克裕=120930_24sinsai1_06.jpg
沖合いは世界有数の海底地震多発地帯で、しかも深海のため、地震によって発生したエネルギーは衰えずそのまま海水に伝達し、太平洋に広がり、大陸棚を伝って海岸にむかう。太平洋に向いて山肌がせまる三陸海岸は、V字形、のこぎり・鋸の歯状に入り込んだ湾の奥に村落が存在する。海底は湾口から奥に入るにしたがって急に浅くなっている。巨大なエネルギーを秘めた海水が、湾口から入り込むと、奥に進むにつれて急激に海水は膨れ上がり、すさまじい大津波となってしまう。
1896年(明治29年)6月15日の午後7時32分30秒、岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖約150km(北緯39.5度、東経144度)を震源とするマグニチュード8.5という巨大地震発生。名は明治三陸地震(めいじさんりくじしん)>
図 明治三陸大津波ed.jpg
明治三陸大津波ed.jpg
図 明治三陸大津波d.jpg
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タグ:津波
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